広島市南区で初めての喪主|葬儀の流れと費用・葬儀社|広島市南区の葬儀なら家族葬の広仏

広島市南区で初めての喪主|葬儀の流れと費用・葬儀社

2025年12月02日

近親者のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。
突然のことで、何から手をつけて良いのか分からず、深い悲しみの中で大きな不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。特に、初めて喪主を務めるとなると、その責任の重さに戸惑うのは当然のことです。

この記事は、そんなあなたのためのガイドです。

広島市南区で初めて喪主を務める方に向けて、葬儀の準備から葬儀後の手続きまで、やるべきことの全てを分かりやすく解説します。この記事を読めば、葬儀の流れ、費用の相場、そして信頼できる葬儀社の選び方が分かり、少しでも落ち着いて故人様とのお別れに臨めるはずです。

まずは、今すぐやるべきことから確認していきましょう。

まず最初にやるべきことリスト

ご逝去後、まず最初に行うべきことは限られています。落ち着いて、一つひとつ確実に対応していくことが大切です。やるべきことは主に以下の3つです。

死亡診断書の受け取り

まず、医師から「死亡診断書」を必ず受け取ってください。これは、人が亡くなったことを法的に証明する非常に重要な書類です。今後の手続き(死亡届の提出や火葬許可証の申請など)に必須となります。

  • 受け取る場所: 病院で亡くなった場合は担当医から、ご自宅の場合はかかりつけ医や監察医から受け取ります。
  • 注意点: 紛失しないよう、大切に保管してください。後の手続きで複数枚必要になることがあるため、コピーを数枚取っておくと安心です。

遺体の搬送と安置場所の決定

次に、故人様をご安置する場所を決め、搬送を手配する必要があります。病院の霊安室は長時間利用できないことがほとんどです。

主な安置場所は以下の2つです。

  • ご自宅: 故人様が住み慣れた家で、家族とゆっくり過ごせます。
  • 斎場・葬儀社の安置施設: ご自宅に安置するスペースがない場合や、弔問客の対応が難しい場合に利用します。

遺体の搬送は、法律上、許可を得た事業者(葬儀社)しか行えません。そのため、この段階で葬儀社に連絡を取る必要があります。

葬儀社の選定と連絡

遺体の搬送と並行して、葬儀全体を依頼する葬儀社を決めます。精神的に大変な状況ですが、後悔のないお見送りのためには、信頼できる葬儀社選びが最も重要です。

もし可能であれば、複数の葬儀社に連絡を取り、対応や見積もりを比較することをおすすめします。多くの葬儀社が24時間365日対応しており、深夜や早朝でも電話で相談が可能です。

この後の章で、広島市南区で信頼できる葬儀社の選び方や具体的な葬儀社を紹介しますので、参考にしてください。

広島市南区の葬儀費用相場

葬儀にどれくらいの費用がかかるのかは、喪主として最も気になる点の一つでしょう。ここでは、広島市南区周辺の葬儀費用の相場と、その内訳について解説します。

家族葬の費用相場は約40万~120万円

近年、広島市でも主流となっている家族葬の費用相場は、参列者の人数やプラン内容にもよりますが、おおよそ40万~120万円です。

一般葬と比べて参列者が少ないため、飲食接待費などが抑えられ、費用も比較的安くなる傾向にあります。ただし、祭壇のグレードやオプションによって金額は大きく変動します。

葬儀費用の主な内訳3項目

葬儀費用は、大きく分けて以下の3つの項目で構成されています。見積もりを確認する際は、どの費用が含まれているのかをしっかりチェックしましょう。

葬儀一式費用

葬儀を執り行うために必要不可欠な費用です。

  • 主な内容
    • ご遺体の搬送・安置費用
    • 棺、骨壷、仏衣などの費用
    • 祭壇や会場の設営費用
    • 運営スタッフの人件費
    • ドライアイスなどのご遺体保全費用

飲食接待費

通夜振る舞いや精進落としなど、参列者をもてなすための費用です。

  • 主な内容
    • 通夜振る舞いの飲食代
    • 告別式後の精進落としの飲食代
    • 返礼品(会葬御礼品)や香典返しの費用

寺院費用(お布施)

読経や戒名授与など、宗教儀式を執り行っていただく僧侶へのお礼です。

  • 主な内容
    • 読経料
    • 戒名料
    • 御車代、御膳料

葬儀費用を抑えるためのポイント

大切な儀式である一方、費用はできるだけ抑えたいと考えるのは当然です。以下のポイントを意識することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

  • 複数の葬儀社から見積もりを取る
    必ず複数の葬儀社に相談し、詳細な見積もりを取りましょう。サービス内容と料金を比較することで、適正価格を把握できます。
  • 公営の斎場や火葬場を利用する
    広島市が運営する斎場や火葬場は、民間の施設に比べて利用料が安価です。南区からのアクセスも考慮して検討しましょう。
  • 葬儀の規模を見直す
    参列者の範囲を限定する家族葬を選ぶことで、飲食接待費や会場費を大きく抑えることができます。
  • 補助金制度を確認する
    国民健康保険や社会保険の加入者は、葬祭費や埋葬料として補助金が支給される場合があります。加入している保険組合に確認してみましょう。

家族葬とは?一般葬との違い

最近よく耳にする「家族葬」ですが、具体的にどのような葬儀なのか、一般葬との違いが分からない方も多いでしょう。ここでは、家族葬の基本を解説します。

家族葬とは、ご家族や特に親しかったご友人など、ごく近しい方々のみで執り行う小規模な葬儀形式のことです。儀式の流れ自体は一般葬と大きく変わりませんが、参列者の範囲が限定的である点が最大の特徴です。

家族葬のメリットとデメリット

家族葬を選ぶ際には、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。

  • メリット
    • 費用を抑えられる
      参列者が少ないため、会場費や飲食接待費、返礼品などの費用を削減できます。
    • 故人様とゆっくりお別れできる
      弔問客への対応に追われることが少なく、家族だけで静かに故人様を偲ぶ時間を確保できます。
    • 精神的な負担が少ない
      気心の知れた人たちだけで行うため、形式にとらわれず、精神的な負担を軽減できます。
  • デメリット
    • 後日の弔問客対応が必要になる場合がある
      葬儀に呼ばなかった方々が、後日自宅へ弔問に訪れる可能性があります。
    • 周囲の理解が得られない可能性がある
      親族の中には、伝統的な一般葬を望む方がいるかもしれません。事前に相談し、理解を得ておくことが重要です。
    • 香典収入が少なくなる
      参列者が少ないため、いただく香典の総額も少なくなり、費用の自己負担額が増える可能性があります。

家族葬と密葬、直葬の違い

家族葬と混同されがちな葬儀形式に「密葬」と「直葬」があります。それぞれの違いを理解しておきましょう。

葬儀形式特徴
家族葬家族や親しい友人のみで、通夜・告別式を行う小規模な葬儀。
密葬後日「本葬」やお別れ会を行うことを前提に、近親者のみで内々に行う葬儀。
直葬(火葬式)通夜・告別式を行わず、ごく限られた人数で火葬のみを執り行う最もシンプルな形式。

家族葬が適しているケース

以下のような場合に、家族葬が選ばれることが多くなっています。

  • 故人様が高齢で、交友関係が限られていた場合
  • 故人様が生前から「身内だけで静かに送ってほしい」と希望していた場合
  • ご遺族様が高齢で、多くの弔問客に対応する体力的な負担を避けたい場合
  • 費用をできるだけ抑えたいと考えている場合

広島市南区の葬儀社・葬儀場

ここでは、広島市南区で家族葬を検討する際に頼りになる葬儀社や、利用できる葬儀場・斎場をご紹介します。

家族葬に対応する葬儀社リスト

広島市南区およびその周辺で、家族葬の実績が豊富な葬儀社をいくつかご紹介します。まずは電話で資料請求や相談をしてみることをお勧めします。

  • 家族葬の広仏
    広島県・山口県で地元で選ばれる葬儀社として、年間施行件数1,200件の実績を持ち、無駄のないシンプルな構成と総額費用の明示によって信頼をいただいている葬儀社です。(参考:https://hoshie.jp/hall/minami-ku/)
  • 平安祭典(ユウベルグループ)
    広島で長年の実績を持つ葬儀社です。南区にも複数の会館があり、地域に密着したサービスを提供しています。互助会制度も利用できます。(参考:https://u-heian.jp/)
  • 家族葬のファミーユ
    家族葬を専門とする葬儀社で、全国にネットワークを持っています。1日1組限定の貸切ホールが多く、プライベートな空間でのお別れが可能です。(参考:https://www.famille-kazokusou.com/)
  • JA広島市 葬祭センター
    JAが運営する葬祭サービスで、組合員以外も利用可能です。地域に根差した安心感と、明瞭な料金体系が魅力です。(参考:https://www.ja-hiroshimashi.or.jp/service/funeral/)
  • 公益社 広島営業所
    全国展開する大手葬儀社で、豊富な経験と質の高いサービスが特徴です。多様な家族葬プランを用意しており、丁寧な対応に定評があります。(参考:https://www.koekisha.co.jp/)

南区で利用できる主な葬儀場・斎場

広島市南区内および近隣で利用できる、代表的な葬儀ホール・斎場です。

  • 家族葬の広仏(南区段原)
  • 平安祭典 広島会館(南区西蟹屋)
  • ユウベル積善社 広島セレモニーホール(南区出汐)
  • 斎場 白島会館(中区東白島町 ※南区からアクセス良好)
  • 広島セレモニーホール(南区出汐)

これらの斎場は、多くが家族葬向けの小規模なホールを備えています。

後悔しない葬儀社の選び方

大切な方を悔いなく見送るために、葬儀社選びは慎重に行いましょう。以下の点をチェックリストとして活用してください。

  • 見積もりの内容が明瞭か?
    「葬儀一式」の内訳がきちんと記載されているか、追加料金が発生する可能性について説明があるかを確認しましょう。
  • 担当者の対応は丁寧で親身か?
    こちらの要望や質問に真摯に耳を傾け、分かりやすく説明してくれる担当者であれば安心です。
  • 家族葬の実績は豊富か?
    希望する葬儀形式(特に家族葬)の実績が豊富かどうかは、スムーズな進行のために重要です。
  • 24時間365日対応しているか?
    万が一の際に、いつでも迅速に対応してくれる体制が整っているかを確認しましょう。
  • 希望の葬儀場や火葬場が利用できるか?
    公営斎場を使いたい、特定のホールで執り行いたいといった希望に対応可能か確認が必要です。

逝去から葬儀後までの流れ

ここでは、ご逝去から葬儀後の手続きまで、全体の流れを時系列で解説します。葬儀社が決まれば、多くの手続きをサポートしてくれますので、まずは全体像を把握しておきましょう。

臨終からお通夜までの流れ

  1. ご逝去・死亡診断書の受け取り
  2. 遺体の搬送・安置(葬儀社へ連絡)
  3. 枕飾り・枕経(菩提寺があれば連絡)
  4. 葬儀社との打ち合わせ
    喪主、日時、場所、葬儀の内容(家族葬など)、費用などを決定します。
  5. 関係者への連絡
    ご親族様や特に親しい友人、会社関係などに訃報を連絡します。
  6. 納棺の儀
    故人様の旅支度を整え、棺に納めます。

葬儀・告別式から火葬までの流れ

  1. お通夜
    祭壇に遺影や位牌を飾り、僧侶の読経の中、参列者様が焼香します。通夜後には「通夜振る舞い」で参列者様をもてなします。
  2. 葬儀・告別式
    お通夜の翌日に行われる、故人様との最後の別れの儀式です。
  3. 出棺
    棺に花を入れ(お花入れの儀)、故人様との最後のお別れをします。その後、火葬場へ向かいます。
  4. 火葬・骨上げ
    火葬場で火葬を行い、遺骨を骨壷に納めます(骨上げ)。
  5. 繰り上げ初七日法要・精進落とし
    近年では、火葬後や葬儀当日に初七日法要を繰り上げて行うことが多くなっています。その後、精進落としの席で僧侶や参列者様をもてなします。

葬儀後に必要な手続きと法要

葬儀が終わった後も、喪主様にはやるべきことがあります。

  • 各種手続き
    年金、健康保険、世帯主変更、公共料金の名義変更、相続手続きなど、多岐にわたります。期限があるものも多いので、リストアップして計画的に進めましょう。
  • 法要
    四十九日法要、納骨、一周忌、三回忌など、故人様を供養するための法要を執り行います。

初めての喪主の疑問Q&A

初めて喪主を務める方が抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えします。

喪主の服装と挨拶の基本マナー

  • 服装は?
    男性はモーニングコート(正喪服)またはブラックスーツ(準喪服)、女性は黒のフォーマルウェア(準喪服)が基本です。通夜では準喪服、葬儀・告別式では正喪服を着用するのが正式ですが、近年は通夜から葬儀まで準喪服で通すことが多くなっています。
  • 挨拶のポイントは?
    喪主の挨拶は、簡潔に、心を込めて行うことが大切です。参列様への感謝、故人様が生前お世話になったことへのお礼などを述べます。メモを見ながらでも構いませんので、自分の言葉で伝えましょう。

香典の受け取りと香典返しの準備

  • 香典は受け取るべき?
    家族葬の場合、香典を辞退することも珍しくありません。辞退する場合は、訃報連絡の際にその旨を明確に伝えます。受け取る場合は、誰からいくら頂いたかきちんと記録しておきましょう。
  • 香典返しは?
    いただいた香典に対して、お返しの品物を贈ります。相場はいただいた金額の半分(半返し)から3分の1程度が一般的です。四十九日の法要後に贈る「後返し」が基本ですが、最近では葬儀当日に一律の品物をお渡しする「当日返し」も増えています。

お布施の金額相場と渡し方

  • お布施の相場は?
    お布施の金額に決まりはありませんが、地域や宗派、お寺との関係性によってある程度の目安があります。広島エリアでは、戒名料を含めて30万円~60万円程度が一つの目安とされますが、直接お寺に「皆様おいくらくらいお包みされていますか」と尋ねても失礼にはあたりません。
  • 渡し方は?
    白い無地の封筒か、奉書紙に包んで渡します。表書きは「御布施」とし、切手盆(小さなお盆)に乗せてお渡しするのが丁寧なマナーです。

死亡届の提出と火葬許可証の取得

  • 手続きはどうすればいいの?
    「死亡届」は、死亡の事実を知った日から7日以内に市区町村役場に提出する必要があります。この届出が受理されると、「火葬許可証」が交付されます。火葬許可証がないと火葬ができません。
  • 誰がやるの?
    これらの手続きは非常に重要ですが、通常は葬儀社が代行してくれます。打ち合わせの際に、代行してもらえるか必ず確認しましょう。

まとめ

この記事では、広島市南区で初めて喪主を務める方のために、ご逝去直後にやるべきことから、葬儀の流れ、費用、葬儀社の選び方までを網羅的に解説しました。

突然のことで動揺されていると思いますが、最も大切なのは、故人様を静かに、そして心を込めてお見送りすることです。そのためには、信頼できる葬儀社のサポートが不可欠です。

まずはこの記事で紹介した葬儀社などに連絡を取り、「初めてで何も分からない」と正直に伝えて相談してみてください。プロがあなたの状況を理解し、親身になってやるべきことを一つひとつ導いてくれます。

この記事が、あなたの不安を少しでも和らげ、後悔のないお別れを実現するための一助となれば幸いです。

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