家族葬・直葬で費用を抑えるには?葬儀を安く、でも後悔しないための全知識|岩国市の葬儀なら家族葬邸宅ホシエ(広仏)

家族葬・直葬で費用を抑えるには?葬儀を安く、でも後悔しないための全知識

2025年09月17日

岩国市

家族葬・直葬で費用を抑えるには?葬儀を安く、でも後悔しないための全知識

家族葬・直葬で費用を抑えるには?葬儀を安く、でも後悔しないための全知識

近親者のご不幸、心よりお悔やみ申し上げます。
悲しみの中で、すぐに葬儀の準備を進めなければならない状況は、精神的にも身体的にも大きな負担がかかることと思います。

「故人の遺志を尊重して、ささやかに見送りたい」
「高額な葬儀費用はかけられないけれど、後悔のないお別れをしたい」

多くの方が、このような想いを抱えながら、インターネットで情報を探されているのではないでしょうか。
特に「家族葬」や「直葬」という言葉は知っていても、具体的に何が違うのか、費用はどれくらいかかるのか、不安に感じている方も少なくないはずです。

この記事では、そんなあなたの不安に寄り添い、費用を抑えながらも故人を偲ぶ気持ちを大切にできる葬儀を実現するための知識を、専門家の視点から分かりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたとご家族にとって最適な葬儀の形が見つかり、安心して準備を進める第一歩を踏み出せるはずです。

【結論】葬儀費用を最も安く抑えるなら「直葬」、お別れの時間を大切にするなら「家族葬」

まず結論からお伝えします。葬儀にかかる費用を最も安く抑えたい場合は「直葬(火葬式)」が選択肢となります。一方で、費用を抑えつつも、親しい人たちと故人を偲ぶお別れの時間を持ちたい場合は「家族葬」が適しています。

  • 直葬(火葬式)の費用相場
    15万円~30万円。通夜や告別式を行わず、火葬のみを行う最もシンプルな形式です。
  • 家族葬の費用相場
    40万円~100万円。親族や親しい友人など、少人数で通夜・告別式を行う形式です。

ただし、費用だけで安易に決めてしまうのは注意が必要です。「思ったより質素で寂しいお別れになってしまった」「親族から理解が得られなかった」といった後悔につながるケースもあります。

大切なのは、それぞれの葬儀形式の特徴と費用の内訳を正しく理解し、ご家族の状況や故人への想いに合ったプランを選ぶことです。次章から、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

【比較表】直葬と家族葬、どちらを選ぶ?違いを徹底解説

「直葬」と「家族葬」、この2つの大きな違いは「通夜・告別式といった儀式を行うかどうか」です。それぞれの特徴を比較表で確認し、どちらがご自身の状況に適しているか考えてみましょう。

比較項目直葬(火葬式)家族葬
費用相場15万円~30万円40万円~100万円
儀式の内容通夜・告別式は行わない通夜・告別式を行う(一日葬の場合は告別式のみ)
参列者の範囲家族などごく数名家族、親族、親しい友人など(10名~30名程度)
ご逝去からの流れご安置 → 納棺 → 出棺 → 火葬・お骨上げご安置 → 納棺 → 通夜 → 告別式 → 出棺 → 火葬・お骨上げ
メリット・費用を大幅に抑えられる
・心身の負担が少ない
・短時間で終えられる
・親しい人だけでゆっくりお別れできる
・儀式を行うことで気持ちの整理がつきやすい
・一般葬より費用を抑えられる
デメリット・お別れの時間が非常に短い
・菩提寺や親族の理解が得られない場合がある
・弔問客への個別対応が必要になることがある
・参列者以外への事後報告が必要
・予想より参列者が増え、費用がかさむ場合がある
こんな方におすすめ・とにかく費用を抑えたい
・故人が高齢で交友関係が少なかった
・宗教的な儀式にこだわらない
・費用は抑えたいが、お別れの時間は大切にしたい
・親しい人たちだけで故人を偲びたい
・周囲への配慮から、ある程度の儀式は行いたい

葬儀形式ごとの内容と費用内訳を詳しく知ろう

比較表で大まかな違いを掴んだところで、それぞれの葬儀形式について、さらに詳しく見ていきましょう。何にいくらかかるのか、費用の内訳を知ることが、納得のいく葬儀プラン選びにつながります。

直葬(火葬式)とは?最もシンプルな葬儀形式

直葬(ちょくそう)とは、通夜や葬儀・告別式などの儀式を行わず、ごく限られた親しい方のみで火葬場へ向かい、火葬をもって故人をお見送りする最もシンプルな葬儀形式です。「火葬式(かそうしき)」とも呼ばれます。

法律により、死後24時間は火葬することができないため、ご遺体は火葬まで安置施設などで安置します。

直葬の費用内訳

直葬のプラン料金には、一般的に以下の項目が含まれています。

  • ご遺体の搬送
    病院などからご安置場所までの搬送費用です。
  • ご遺体の安置
    火葬までの間、ご遺体を安置する費用です(自宅または専用施設)。
  • 棺・骨壷
    ご遺体を納める棺と、お骨を納める骨壷の費用です。
  • 各種手続きの代行
    死亡届や火葬許可証などの役所手続きを代行してもらう費用です。

【注意】プラン料金に含まれないことが多い費用

  • 火葬料金
    火葬場の利用料です。公営か民営か、また地域によって大きく異なります(1万円~10万円程度)。
  • 安置日数の延長料金
    プランに含まれる安置日数(例:1~2日)を超えた場合の追加費用です。
  • ドライアイスの追加料金
    ご遺体の状態を保つために必要で、日数に応じて追加費用がかかる場合があります。
  • お布施(宗教者へのお礼)
    火葬炉の前で読経を依頼する場合に必要です。

家族葬とは?親しい人だけで行う温かいお別れ

家族葬とは、参列者を家族や親族、ごく親しい友人に限定して行う小規模な葬儀のことです。内容は一般的な葬儀と変わりなく、通夜や告別式を行いますが、規模が小さい分、費用を抑えられ、故人とゆっくりお別れできるのが特徴です。

近年では、通夜を行わずに告別式から火葬までを1日で執り行う「一日葬」という形式を選ぶ方も増えています。一日葬は、家族葬よりもさらに費用を抑えることが可能です。

家族葬の費用内訳

家族葬の費用は、大きく分けて3つの要素で構成されます。

  • 葬儀一式の費用
    祭壇、棺、遺影、会場設営費など、葬儀を行うために最低限必要な費用です。多くの葬儀社が40万円~のセットプランを用意しています。
  • 変動費用(おもてなし費用) 参列者の人数によって変動する費用です。
    • 飲食費(通夜振る舞い、精進落としなど)
    • 返礼品(香典返し)
  • 宗教者へのお礼(お布施)
    読経や戒名をいただいたことに対するお礼です。宗派や寺院との関係性によって異なりますが、15万円~50万円が目安とされています。

必見!葬儀費用をさらに安く抑える5つの方法

「できる限り費用を抑えたい」というのは、多くの方に共通する切実な願いです。ここでは、葬儀費用を賢く抑えるための具体的な方法を5つご紹介します。

1. 葬儀の形式と規模を見直す

最も効果的なのは、葬儀の形式をよりシンプルなものにすることです。一般葬よりは家族葬、家族葬よりは一日葬、そして最も費用を抑えられるのが直葬です。また、参列者の人数を絞ることで、飲食費や返礼品にかかる費用(変動費)を大きく削減できます。

2. 公的な補助金制度を活用する

健康保険から葬儀費用の一部が支給される制度があることをご存知ですか?申請しないと受け取れないため、忘れずに手続きしましょう。

  • 葬祭費
    故人が国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた場合に、市区町村から支給されます。支給額は自治体によって異なりますが、3万円~7万円が一般的です。
  • 埋葬料(費)
    故人が会社の健康保険(組合健保、協会けんぽなど)に加入していた場合に支給されます。一律で5万円が支給されるのが基本です。

申請先は、故人が加入していた健康保険の窓口です。申請には期限(多くは葬儀後2年以内)があるため、早めに確認しましょう。

3. 複数の葬儀社から見積もりを取る(相見積もり)

同じ内容の葬儀でも、葬儀社によって料金は大きく異なります。そのため、必ず2~3社から見積もりを取り、内容と金額を比較検討することが重要です。これを「相見積もり」と呼びます。急いでいる時こそ、1社だけで決めずに比較することで、不当に高い費用を支払うリスクを避けられます。

4. プランに含まれる内容を細かく確認する

葬儀社のプランは、一見安く見えても、必要なものが含まれておらず、後から追加料金が次々と発生するケースがあります。見積もりをもらったら、以下の項目が含まれているか、追加料金の可能性があるかを必ず確認しましょう。

  • 安置費用(何日分か)
  • ドライアイス(何日分か)
  • 搬送料金(距離の制限はないか)
  • 火葬料金

5. インターネット専門の葬儀社も検討する

近年、実店舗を持たずにインターネットで集客を行う葬儀社が増えています。これらの葬儀社は、店舗の維持費や人件費を抑えられるため、比較的安い料金プランを提示していることが多いです。全国対応しているサービスも多く、選択肢の一つとして有効です。

安いだけは危険!後悔しない葬儀社の選び方チェックリスト

費用は重要ですが、「安さ」だけで葬儀社を選ぶと、対応の悪さや思わぬ追加請求で、大切な故人とのお別れが後悔の残るものになってしまう可能性があります。信頼できる葬儀社を見極めるためのポイントをチェックリストにまとめました。

  • □ 見積もりの内容が明確で分かりやすいか?
    「葬儀一式」などと曖昧に記載せず、何にいくらかかるのかが詳細に書かれているかを確認しましょう。追加料金の可能性についても、事前にきちんと説明してくれる業者は信頼できます。
  • □ スタッフの対応は親身で丁寧か?
    あなたの不安や要望に耳を傾け、親身に相談に乗ってくれるスタッフがいるかは非常に重要です。電話や対面での印象を大切にしましょう。
  • □ 24時間365日、迅速に対応してくれるか?
    ご逝去はいつ起こるか分かりません。深夜や早朝でも、すぐに駆けつけてくれる体制が整っているかを確認しましょう。
  • □ 実績や口コミ・評判は良いか?
    その葬儀社の公式サイトだけでなく、第三者の口コミサイトなども参考に、実際に利用した人の声を確認してみましょう。
  • □ プランの自由度が高いか?
    不要なものを無理に勧めてきたり、プランの変更に柔軟に対応してくれなかったりする業者は注意が必要です。ご家族の希望に合わせた提案をしてくれるかを見極めましょう。

費用を抑えたい方におすすめの葬儀サービス

ここでは、全国対応で、費用を抑えた分かりやすいプランを提供している代表的な葬儀サービスをいくつかご紹介します。各社の公式サイトで詳細を確認し、比較検討の参考にしてください。

小さなお葬式

全国統一料金で分かりやすいプランが特徴のサービスです。追加料金不要を掲げており、費用面での不安を軽減できます。

  • 主なプランと料金(税込)
    • 小さなお別れ葬(直葬): 175,000円~
    • 小さな一日葬: 330,000円~
    • 小さな家族葬: 440,000円~
  • 公式サイト: https://www.osohshiki.jp/

(※2024年5月時点の公式サイト情報。料金は変動する可能性があります。)

よりそうお葬式

「よりそう」という名の通り、利用者に寄り添った丁寧な対応と、シンプルで分かりやすい料金体系が支持されています。

  • 主なプランと料金(税込)
    • シンプルプラン(直葬): 143,000円~
    • 一日葬プラン: 297,000円~
    • 家族葬プラン: 407,000円~
  • 公式サイト: https://www.yoriso.com/sogi/

(※2024年5月時点の公式サイト情報。料金は変動する可能性があります。)

イオンのお葬式

大手流通グループ「イオン」が提供する葬儀サービス。全国の提携葬儀社ネットワークと、明確なセットプランが特徴です。

  • 主なプランと料金(税込)
    • 火葬式プラン: 195,800円~
    • 一日葬プラン: 327,800円~
    • 家族葬プラン: 437,800円~
  • 公式サイト: https://www.aeonlife.jp/

(※2024年5月時点の公式サイト情報。料金は変動する可能性があります。)

葬儀費用に関するよくある質問(Q&A)

最後に、葬儀費用に関して多くの方が抱く疑問にお答えします。

Q. お布施は必ず必要ですか?費用はいくらくらい?

A. 菩提寺がある場合や、宗教的な儀式を希望する場合は必要になることがほとんどです。
お布施は読経や戒名を授けていただいたことへのお礼であり、決まった金額はありません。お付き合いのあるお寺(菩提寺)がある場合は、直接相談してみましょう。菩提寺がない場合は、葬儀社に相談すれば、各宗派の宗教者を紹介してもらうことも可能です。その際の費用目安は、葬儀社が提示してくれることが多いです。

Q. 追加料金が発生するのはどんな時ですか?

A. 主に以下のようなケースで追加料金が発生する可能性があります。

  • プラン規定の安置日数を超えた場合
  • ご遺体の状態を保つためのドライアイスを追加した場合
  • プラン規定の搬送距離を超えた場合
  • 参列者が増え、料理や返礼品が追加で必要になった場合
  • 祭壇や棺などをグレードアップした場合

契約前に「どのような場合に追加料金がかかるか」を必ず書面で確認しておくことがトラブル防止につながります。

Q. 葬儀費用はいつまでに支払えばいいですか?

A. 葬儀後、1週間~10日以内に現金または銀行振込で支払うのが一般的です。
クレジットカード払いや葬儀ローンに対応している葬儀社もあります。支払いが困難な場合は、事前に葬儀社へ相談してみましょう。

まとめ:後悔しないお別れのために、まずは相談から始めましょう

今回は、葬儀費用を抑えるための「直葬」と「家族葬」を中心に、後悔しないためのポイントを解説しました。最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 最も費用を抑えるなら「直葬(火葬式)」、相場は15万円~30万円
  • お別れの時間を大切にするなら「家族葬」、相場は40万円~100万円
  • 費用だけでなく、儀式の有無やメリット・デメリットを理解して選ぶことが重要。
  • 公的な補助金(葬祭費・埋葬料)は忘れずに申請する。
  • 必ず複数の葬儀社から見積もりを取り、内容と総額を比較する。
  • 安いだけでなく、スタッフの対応や見積もりの透明性で信頼できる葬儀社を選ぶ。

身内を亡くされた直後は、冷静な判断が難しい状況です。だからこそ、一人で抱え込まず、まずは信頼できそうな葬儀社に相談してみてください。良い葬儀社は、あなたの不安な気持ちに寄り添い、最適なプランを一緒に考えてくれるはずです。

この記事が、あなたが故人を心から偲び、温かいお別れを実現するための一助となれば幸いです。

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