家族葬の供花のマナー:辞退時の対応、贈り方、贈るタイミングを解説
2025年08月29日

こんにちは。広島県に8ホール、岩国市に2ホール、周南市に1ホールを展開する、家族葬の広仏/家族葬邸宅ホシエです。今回はご葬儀の際に祭壇の花とは別に左右にお供えするお花「供花(きょうか)」についてお話します。供花は故人様やご遺族へ弔慰を表すとともに、故人様に贈る「お別れの花」です。家族葬の広仏/家族葬邸宅ホシエでは供花や祭壇のお花を、ご葬儀の中でご親族の皆様にお花を棺にお入れいただいています。この記事では、家族葬での供花の贈り方や役割、お花の最終的な行き先について書いていこうと思います。
供花は誰が贈るもの?
供花とは通夜や葬儀の会場に供える花で、故人様の冥福を祈る気持ちを込めて贈られる生花のことです。故人様の霊を慰めご遺族にお悔やみの気持ちを伝えるために用意され、故人様への感謝と供養の意味を込めて霊前に供えるものです。葬儀に参列できない場合や、ご遺族が香典を辞退した場合に供花を贈って弔慰をあらわすことも一般的です。
だれが
送り主としてどんな人々が供花を贈るのでしょうか。
まず挙げられるのは、「遺族・親族」です。
「え?家族葬で親族がお花を贈るの?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも「供花ってなに?」という方もいらっしゃるかもしれません。
供花は、故人様の霊を慰め祈る気持ちを込めて贈られるものです。
故人様と深いつながりがあった方々の気持ちがこもっています。故人様への感謝や供養の意味を込めて霊前に供える花です。
ご遺族・ご親族を始め、故人様への哀悼の意を表す大切なものだと考えられています。
次に挙げられるのは故人様やご親族の「親しいご友人や知人」「同僚や取引先などの関係者」でしょうか。
故人様を偲ぶすべての人々が供花を贈ることができると考えられます。
いつ
では、いつどのようなタイミングで供花を手配するのかですが、「葬儀の場所と時間が決まったことを知ってから」が良いでしょう。
「急いで手配しなくては」となりがちかもしれませんが、通夜・ご葬儀の色々なことが決まってから供花を手配することをお勧めします。逆に、遅すぎると通夜などに間に合わないということにもなりかねません。早すぎず遅すぎずでの手配が大切です。
ご遺族が供花を辞退をしている場合もありますので、葬儀会社に確認し、大丈夫であればご注文をしていただければと思います。
ご遺族が供花を辞退されている場合は贈られる方の想いもお有りだと思いますが、ご遺族の気持ちに寄り添い、無理に贈ることは避け、後日のお手紙など別の方法で弔慰を伝えることをお勧めします。
どのように
どのように贈るのかについてですが、まずは一番確実な方法は、葬儀会社への手配の依頼です。
間に人を挟まず、直接話すことができるので、お花屋さんの手を離れてもなにか心配事が起きたときに相談することが可能です。次に、お花屋さんへの配達依頼やネット注文などです。届いたことの確認や贈った内容の確認ができるところが良いですね。もちろん、どの方法で供花を贈っても故人への想いは変わりません。供花を贈られる方にとって安心できる方法を選び、供花をお贈りください。
家族葬で供花を贈るために最初にすることは?
距離的な問題やお仕事の関係上どうしても通夜やご葬儀への参列が難しいとか、会社の部署全体でお悔やみの気持ちを込めて供花を贈りたいなど、贈りたい理由は様々。
では、どのような順序で供花を贈ればよいのでしょうか。
①まず、ご遺族のご意向を確かめましょう。
供花をご辞退されるご遺族もいらっしゃいますので、まずはご遺族(主に喪主様)に「供花をお贈りしてもよいでしょうか」という確認をします。
直接ご遺族にお問い合わせする場合もあると思いますが、葬儀をする葬儀会社に問い合わせを依頼することもできます。供花を贈る方がご負担の少ない方法で選ばれて良いと思いますのでお気軽にお申し付けください。
②供花の札(立札:たてふだ)にどなたのお名前をどのように書くか、どの順番で書くかを決めましょう。
一枚の立札に数人の方のお名前を書く場合もあれば、「〇〇一同」と書くこともあります。
<立札に書かれる名称の例>
・喪主
・親族一同
・孫一同
・親しい方々それぞれのお名前
・〇〇株式会社 ▢▢一同
数人の方のお名前を書くときは、一対の供花の右と左で別々の方のお名前を書くことも可能です。
③葬儀会社または花屋さんに供花の注文をしましょう。
供花を葬儀会社に依頼することで、問い合わせや確認がしやすくなります。
また、注文の時期については早めが良いでしょう。
ご注文はお電話やFAXでのご注文などが可能です。
(ホームページからPDFのダウンロードが可能です)
お名前その他、部署名など、お間違えがあっては大変です。FAXでのご注文が確実です。
ぎりぎりのタイミングでのご注文は、間違いがあってもお直しできないとか、間に合わないということが発生しかねません。お通夜やご葬儀の日程が分かり次第、早めのタイミングでのお問い合わせやご依頼をお勧めいたします。
④支払いの方法を決めましょう。
供花の注文をして、お支払いはどうしたら良いのか不安に思われる方もいるでしょう。
お通夜やご葬儀での現金でのお支払いやクレジットカードでの決済、電子決済など幅広く対応しています。葬儀会社にお気軽にご相談ください。
⑤ご遺族が供花を辞退されたときには…
ご遺族の意向を尊重し、お悔やみの気持ちだけお伝えしましょう。
⑥供花は必ず一対で注文をしなくてはならないの?
供花は一対で注文されることが多いですが、一基からご注文が可能です。
また、親しかった方々で左右一基ずつのご注文もできますので、ご相談ください。
供花の宗教・宗派による違いとは?
宗教や宗派、地域での習慣、また、どのような葬儀をするかによって供花の贈り方も変わってきます。
「供花(きょうか)」という呼び方は主に仏教での呼び方になります。
供花の意味について調べると、供花は「きょうか」や「くげ」と読み、「仏前に花を供えること。その花。」という意味になります。
キリスト教ではフラワーアレンジメントを贈り、神道では基本的に仏教と同じですが、胡蝶蘭を飾ることは少ないです。
<仏教の場合>
白い色を基本にして、菊や百合、カーネーションやトルコキキョウなどが使われることが多く、香りの強い花を避けます。毒や棘のあるものは不向きとされ使われません。また、枕花(まくらばな)として枕元に一対の胡蝶蘭を飾ることが多いです。納骨まで四十九日の間、ご自宅にご遺骨を安置する際に一緒に飾られます。
家族葬の広仏/家族葬邸宅ホシエでは、白を基調にしながらその季節ごとにお花の色を加えた供花や祭壇のお花をご用意しています。
<キリスト教の場合>
白やピンクなどの明るい色の百合や蘭、カーネーションなどが用いられる。バラは棘があることから避けたほうが無難とされる。スタンドタイプの供花ではなく、フラワーアレンジメントを施した花籠を贈るのが一般的で、葬儀を行う場所ではなく故人の自宅宛てに贈るのが通例です。
家族葬だからこそ会館にて、故人への想いを込めたお花のご用意が可能になります。
<神道の場合>
榊と和の花を中心に、菊や百合、白いカーネーションなどを用いる事が多い。黄色の花を使うこともありますが、「白」を基調にしたフラワースタンドや籠盛りを作ってもらうのが良いでしょう。
家族葬で親族が贈る供花の相場は?
もうひとつ、気になるのは供花の値段ではないでしょうか。
地域による違いもあり、供花の値段は一概には言えないところもあると思いますが、金額の相場は10,000円〜30,000円程度と言われています。
家族葬の広仏/家族葬邸宅ホシエでの供花は、広島市エリア 一基16,500円(税込)/山口県エリア 一基14,300円(税込)からご用意がございます。
(お花の種類によってお値段も変わってきますので、ご相談ください。)
他にも、宗教にとらわれないご葬儀では、献花というスタイルも可能となっていますのでお気軽にご相談ください。
家族葬以外の火葬式や直葬プランなどでは花束をご用意することも多いです。
供花は最終的にどうなるの?
供花には大切な役目があると考えています。故人様の眠る棺の中にお花を納めること。その時間は故人様だけでなく参列者の方々にとっても、とても大切な時間になるのです。
①ご出棺までのわずかな時間ではありますが、故人様と過ごす最後の時間は故人様の在りし日の姿を想いながら、直接の言葉かけや触れ合いができる最後の時間なのです。供花や祭壇の花はその時間を生み出してくれる大切なもの。感謝の気持ちを込めて、棺にお花を納め、お別れの時間を過ごすことができるのです。
②皆様の手によって納められたお花のひとたばひとたば、ひとつひとつが、旅立たれる故人様を優しく包んで見送ってくれるのです。お花を納めながらぜひ感謝の言葉を故人様へとお掛けになってください。
③心をこめて用意された祭壇の花や供花は最終的には故人様の眠っている棺の中に納めたり、アレンジメントとして後飾りに用いたり、花束としてお寺さんにお持ちする場合もあります。
供花は故人様を贈る最後の時間を過ごすために大切なもの
家族葬の広仏/家族葬邸宅ホシエでは、供花を摘みご参列された皆さまの手で故人様との最後のお別れの時間に棺の中にお花を入れる「お花入れ」の時間を大切にしています。
これまでの故人様への感謝や一緒に過ごした時間を想いながら、参列される方々が故人様との想い出を心のなかで思い出しながら、お手紙やお写真と一緒にお花を棺へと納める大切な時間なのです。限られた時間の中ではありますが、故人様との最後の時間を過ごしていただいています。
お花以外に棺の中に入れるものは?
供花を摘み取って棺に納めるとともに、棺の中に入れられるものにはどんな物があるのでしょうか。
故人様と一緒に過ごした思い出の品や好きなものを一緒に棺に納めて、お見送りをすることができます。
<故人様の好きだった物>
・服
・帽子
・お菓子 など
<故人様と一緒にあって欲しい物>
・写真
・折り紙
・手紙
・日記
などが考えられます。
また、通夜・ご葬儀の間、メモリアル祭壇で故人様を偲び写真や好きだった楽器や絵、お菓子や飲み物、お洋服などを飾ることも可能です。お気軽にお申し付けください。
コインは入れてもいいの?
かつて、仏式の葬儀では棺に納めるものの一つに「六文銭(ろくもんせん)」がありました。
三途の川を渡る際に川の渡し賃として用いられるとされてきました。
極楽浄土までの道のりでお金に困ることのないように棺に納められる「冥銭(めいせん)」です。
一文銭を六枚組紐でくくって棺に納めていました。
しかし、現代では燃え残るものはお入れすることはできません。
副葬品として棺に入れて良いものと入れてはいけないものがありますので、ご相談ください。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「供花(きょうか)」について書いてきました。
供花だけでなく、祭壇の花や、贈られたお花がどうなり、どんな想いで故人様の旅立ちに寄り添うことができるのかを考えたときに、皆様の手によって納められた花々が優しく故人様を見守ってくれているように感じられますね。
次回も家族葬でのご葬儀での気になることについて書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。